オーラ絵画「Serendipity-セレンディピティ」

Takumi Bando

モデルの方とお話をさせていただき、心をコネクトして、キャンバスに向かわせていただきます。

自然と手が伸びた先に赤色があったとします。その色が“違う”と僕の手に電気のようなものが走ります。では緑色は?と手を伸ばすと電気が走らない。

“そうか、この方はこの色を選んでいるんだな”

自分の意志を極限まで小さくし、その方と同化して、描かされる感じです。

ですから出来上がった絵画は私の身体を使用し、その方が描いたものなのかもしれません。

私自身も何が出るかわからない。

「オーラが見えるのですか」と質問されることがあります。

答えはNOです。見えません。

しかし、そこから生み出されるものは間違いなく、あなた自身です。

そんな不思議な絵画です。

この作品は売約済みです
Takumi Bando Artist
1977年東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後渡米。ニューヨークに半年間滞在後、西海岸サンディエゴに移り、そこから車で1年半アメリカ大陸を放浪する。

サンフランシスコ、ACTにて演劇を始め、1年後再びニューヨークに戻り、エージェントと契約。パフォーマンスカンパニーを立ち上げ、各地で講演。ニューヨークタイムズをはじめとする新聞や雑誌に掲載される。

マーティンスコセッシ監督「ディパーテッド」(2006年度アカデミー賞受賞)に出演後、クリントイーストウッド監督「硫黄島からの手紙」(2006年度アカデミー外国語映画賞他受賞)にてメインキャラクター・谷田大尉役にキャスティングされる。2007年帰国。2009年、日米豪合作映画「レインフォール」にてゲイリーオールドマンと共演。その模様が読売新聞に掲載される。

2011年アーティスト活動を始動。初の個展に2000人以上を動員する。2014年、戦地の中東などを中心に世界一周の旅に出る。2015年、レザー作品が衣装美術家・黒澤和子の目に留まり、映画「真田十勇士」の衣装デザイン・製作を依頼される。同衣装はアジアンフィルムアワード衣装美術賞にノミネートされる。

2017年、世界40カ国以上で制作・放映されるリアリティー・ショー「バチェラー・ジャパン」にてシーズン1、2のMCを務める。また映画「忍びの国」にて鈴木亮平の衣装デザイン・制作を担当。

2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」にて渡辺謙の衣装・デザインを担当。現在俳優、アーティスト、MC、著述家としても活躍している。